【朗読予定】
・宮澤賢治『 やまなし 』
朗読者:大沼礼子
クランボンは賢治さんの造語といわれています。アイヌ語でkur=岩、崖。ra=下方。un=いる。bon=小さい。と解することができるそうです。とすれば、カゲロウかトビゲラの幼虫? いずれにしても春の小川で羽化するそれらの虫は命短く儚いものでしょう。「やまなし」はその虫たちに心を寄せて物語ったのかもしれませんね。
・夏目漱石『吾輩は猫である 二 』より「寒月君の奇妙な話」
朗読者:後藤弘子
主人公吾輩は、この作品の重要な語り手です。このニ章においては、恋猫三毛子(琴の師匠の所の雌猫)が帰らぬ猫となる悲しい自分の身の上や、この家の主、苦沙弥(くしゃみ)先生の周辺に起こるあれこれを語っています。今日は先生の膝に収まりながら耳にした迷亭先生、寒月君、苦沙弥先生の奇妙な体験談の中から、寒月君の話しを取り挙げてみることにします。
※鑑賞無料
※一品以上のご注文が必要です