【West38】JAZZな時間 in West38

  • 投稿者:
  • 投稿カテゴリー:West38

2013年から「ビッグコミック」(小学館)で連載されている、石塚真一氏の人気ジャズ漫画『BLUE GIANT』が、この度アニメ映画化。ただいま上映中です。

原作は、ジャズファンはもちろん多くの著名人からも絶賛され、累計部数は890万部を越える大ヒット作品となっています。

ストーリーは、仙台市出身で世界一のジャズプレイヤーを目指す青年・宮本大が、様々な出会いや経験を通して、プレイヤーとしても人間としても成長していく物語。

圧倒的表現力で、演奏シーンでは「音がきこえてきそう」と評されるほど。そんなジャズ漫画『BLUE GIANT』が、まさに音が聞こえるアニメ映画化ということで、さっそく見に行ってきました!

25897363_s

「最大の音量で、最高の音質で、本物のジャズを届けたい」・・・製作陣の熱い想いが伝わってきます。

ライブシーンは、ジャズに詳しくない私でも、その迫力に感動し号泣する始末・・・。

JAZZはインストゥルメンタルで、アドリブが多く、ノリ方が分からない。敷居が高いイメージがあるかもしれません。

そんな人にはぜひ見て欲しい。映画『BLUE GIANT』を見ると、「JAZZってかっけー。こんなに自由なんだ」と思うはずです。

気になるのは演奏者ですが、主人公のテナーサックス演奏は、バークリー音楽院卒でアメリカを中心に活躍する馬場智章氏。ドラム演奏は、「millennium parade」、「くるり」のサポートメンバーとしても活躍する石若駿氏、そして劇中音楽、ピアノの演奏は、世界的ピアニスト・上原ひろみが担当しています。

素敵なジャズナンバーの数々、迫力の演奏シーンはもちろん、夢に向かってひたむきに努力する若者たちの情熱に涙すること間違いなしです。

当館“穐吉敏子ジャズミュージアム”には、穐吉さんが子供たちに向けたメッセージも飾られています。

 

「好きなピアノを良くお勉強すると何時かは世界一になります。ガンバレ」

 

世界一のジャズプレイヤーになった穐吉さんの言葉だけに、重みを感じます。好きを貫く先に成功がある。これは、漫画の中だけの話ではないのです。

映画『BLUE GIANT』を見て、JAZZに興味を持った方はぜひ“Cafe Bar West38”にお越しください。「一緒にJAZZやっぺ!」。